Schemeの実行環境を作る。

元気ですかー!?私はちょっと体調を崩してしまって、「元気ですかー!?」などと聞かれると、かなりウザいです。そんなわけで、低めのテンションでお送りします。今回のテーマは、Schemeの実行環境を作る。


以前も書いたように、Schemeは非常にシンプル&コンパクトな言語なので、いろんな人が処理系を実装しています。つまり、実行環境がたくさんあるわけです。いろいろ紹介したいところではありますが、前述のとおりテンションが低いので、1つだけ紹介します。


入門者に最適なSchemeの実行環境。それは、DrScehmeです。下のリンク先から、PLT Schemeをダウンロードしてください。インストールすると、DrSchemeが使えます。

PLT SchemeとDrSchemeですが、名前がどうなってるのかよく分かりません。正式名称がPLT Schemeで、実行ファイル名がDrSchemeになってるみたいなのですが。。。とりあえず、ここではDrSchemeとしておきましょう。タイプ回数が若干少ないので。そう、若干。。


DrSchemeが入門者に最適だという理由のひとつに、いろんなプラットフォームに対応しているという点があります。WindowsMacはもちろん、LinuxFedoraUbuntu)にも対応しています。二股、三股は平気でかけるヤツなんですよ、アイツは。


そして、入門者に最適な理由その62。それは、DrSchemeを起動すればわかります。



DrSchemeはIDE統合開発環境)なのです。上のスクリーンショットを見てください。上部がエディタになっています。ここにSchemeのコードを書くことができます。下部はコンソールになっています。エディタに書いたコードをの実行結果がコンソールに表示されます。また、コンソールにコードを書くことでインタラクティブ(対話的)な処理を行うこともできます。


エディタは、シンタックスハイライト(色付きのコード)&括弧の対応を強調表示。そしてそして、すごいのはデバッグ機能。関数型言語デバッグが難しいのですが、DrSchemeではエラーが発生した箇所を教えてくれます。さらに、ステップ実行までできてしまいます。


さあ、みなさん。どうですか?DrSchemeが欲しくなってきたでしょう?今なら、マクドナルドのスマイルをお付けして、0円。0円でのご提供!今すぐダウンロードしてください。ちなみに、チキンタツタは前倒しで販売終了だそうです。


というわけで、今回はSchemeの実行環境としてDrSchemeを紹介しました。どうですかー!お客さーん!?私はちょっと体調を崩してしまって、「どうですかー!お客さーん!?」などと聞かれると、かなりウザいです。次回はテンションを上げて、Gauch(ゴーシュ)という処理系を紹介したいと思っていますが、どうなるかわかりません。


予習したい人はこちら。日本語です。(作者が日本人)